IKEA Tokyo-Bay(船橋市浜町 2、TEL 0570-013-900)が現在、ザリガニフェスティバルを開いている。
スウェーデンで夏の風物詩として食しているザリガニ。スウェーデンでザリガニ漁が始まるこの時期に合わせ、ザリガニを主役にしたメニューをイケアレストランの通常メニューに加え提供する同企画。全国のイケアレストランでも開催している。
トウモロコシ、ジャガイモ、ソーセージと一緒にスパイスで豪快に煮込んだ「ケイジャンスタイル」(1,200円)や、3匹のザリガニを盛り付ける「ザリガニプレート」(349円)、アサリやイカなどの魚介を使った「ザリガニパエリア」(750円)の3品を用意。
店内をザリガニのディスプレーで飾り付けるほか、顔出し看板、ザリガニの試食も用意。ザリガニパエリアを食べた来店者は「エビとカニの中間のような味で、泥臭さは感じずおいしかった」と話していた。
1階では、持ち帰り用として解凍するだけで食べることができる冷凍ザリガニ(2,490 円、1000グラム)や、ザリガニパーティー用のとんがり帽子、ザリガニエプロンも販売している。
ザリガニ料理は19世紀初頭、スウェーデンで人気を呼んだもの。スウェーデンの湖には多くのザリガニが生息しており、珍味として評判が高かったという。当時ヨーロッパの高級レストランで人気を呼び、大量に捕獲・輸出されるようになった。
しかし、乱獲によってザリガニが絶滅の危機にひんするとザリガニ漁は8月・9月の2カ月のみ限定されるようになった。現在でも、スウェーデンではザリガニ漁が解禁となる8月になるとザリガニパーティーが開かれているという。
営業時間は11時~20時30分。8月20日まで。