船橋に7月3日、「旬味たちばな」（船橋市本町2、TEL 047-434-3131）がオープンした。

店舗外観(関連画像)

　店主の平見薫さんは妻の理恵さんと錦糸町で「旬彩工房　和ノ香」という和風居酒屋を15年営業してきた。「自分の理想の店舗を実現したい」との思いから、理恵さんの実家が船橋市内にあることもあり船橋市に移住したという。

　店舗面積は約15坪。店内入り口には2人掛けテーブル6卓とカウンター席5席、奥には個室感覚で使える4人掛けテーブル2卓、6人掛けテーブル1卓を用意する。

　入り口席の近くには客の出入りのせわしなさに配慮して目隠し壁を設置。「広々とした空間よりも、お客さまにゆっくり過ごしてほしいとの思いを優先した」と薫さん。このほか、通りから店内が見え過ぎないよう窓を高く作るなどの配慮も施す。

　理恵さんは「スペースの問題でテーブル席を増やすか、錦糸町の店にもあったカウンター席を設けるか悩んだが、錦糸町の店でカウンターをご利用になられていた常連さんのためにカウンター設置を決めた」とも。

　和食を中心としたメニューは、地野菜を使い、女性に人気という「船橋ニンジンの赤い野菜のサラダ」（800円）、「銀だら西京焼き」（800円）、「あなご白焼き」（900円）、「和牛サーロイン網焼き」（1,100円）、「スペイン　イベリコ豚岩塩焼き」（900円）など。ほかにも、軽いつまみ、そば、うどん、雑炊なども用意する。「素材一つひとつこだわっているのでぜひ食べてもらいたい」と薫さん。

　ドリンクメニューは、約12種をそろえる日本酒（900円～）をはじめ、焼酎各種、ビール、酎ハイ、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンクなど豊富に取りそろえる。
　「コース料理も提供している。料理内容は旬のものを食べてほしいため、あえてメニューには出していない。リクエストをいただければお客さまに合わせて対応する。ひとりでも家族連れでもゆっくり過ごせる、おいしい和食の店があることを知ってほしい」と薫さん。

　「錦糸町で常連さんだった方にも、うちの料理が食べたいからと足を運んでくださっている」と笑顔を見せる。

　営業時間は17時30分～23時。日・祝日、第2・第4土曜定休。