2020年開催の東京オリンピックに向けたアメリカの男子体操チーム事前合宿地が8月22日、船橋市に決定した。
国際体操連盟総会では2016年10月から五輪参加各国に、都心や成田空港に近い立地の良さから船橋市を事前合宿地としてPRしてきた。それに伴って、今回、市立船橋高校(船橋市市場4)内に今年12月完成予定の、国際基準を満たした最新設備のある体操専用体育館(市立船橋高校第3体育館)などがアメリカ体操協会から高く評価され、同協会最高執行責任者から親書が届き、アメリカの男子体操チームの事前合宿地として合意が確認された。
事前合宿は2018年から2020年まで3回を予定。選手やスタッフ約20人が船橋市に滞在する。全国屈指の体操強豪校である市船体操部の選手たちは、事前合宿を通じてオリンピック選手と交流することで、生徒の競技力向上も期待される。
滞在期間中は公開練習や市民との交流イベントなどを行い、オリンピック開催への市民の機運を高めることや、国内外に向け知名度向上を図る予定だという。