八木が谷小学校で10月15日、船橋西ロータリークラブが創立50周年記念事業として主催する「船橋パラリンソフトボール大会」本大会開催の発表が行われた。
船橋西ロータリークラブは「超我の奉仕」をモットーに、市内の小学校で子どもの安全を守るための防犯指導教室「あんしん教室」を行ったり、市民まつりでは会員の専門職を生かした無料相談を受け付けたり、小学生のミニバスケットボール大会のメダルやトロフィーの寄贈、中学校で出前授業などを行っている。
船橋市に障がい者が楽しめるスポーツイベントがないことから、船橋西ロータリークラブの会員でメディカルスポーツプラザの代表でもある徳田孝一さんが船橋市や教育委員会に働き掛け、協賛を集めた。
徳田さんは障害福祉サービス事業所の「紙好き工房 空と海」(神保町)の施設長、奥野満さんに相談。奥野さんが付き合いのあった御滝中学校の五十嵐紀男先生に話を持ち掛け、一緒に中学校特別支援学級の余暇活動の場として発足した「若草の会」で検討した。
退職した職員や現役職員、卒業生がボランティアで活動している「若草の会」が今年で40周年を迎え、その中に有志の「若草ソフトボールチーム」があったこと、市内にはほかに作業所の「大久保学園」のソフトボールチーム、同じく作業所「とまり木」のチームがあることから、ソフトボール大会の開催を決めたという。上記3チームに、千葉市の作業所「オリーブハウス」のチームも加わり、トーナメント戦を行う予定。
発表当日はプレ大会も行う予定だったが、雨のため延期になった。「本大会までにプレ大会の開催を検討してきたい」と徳田さん。
本大会は2018年10月7日に開催予定。