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東武百貨店船橋店で「大人の給食」フェア 船橋市栄養士会とコラボでメニュー考案

試食会での様子、学校栄養士が仕上がりを確認

試食会での様子、学校栄養士が仕上がりを確認

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 東武百貨店船橋店レストラン街「スパイス」(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)で現在、船橋市学校栄養士会とのコラボレーション企画「大人の給食」メニューフェアが行われている。

メニュー紹介(関連画像)

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 船橋市市制施行80周年と東武百貨店船橋店開店40周年記念のコラボ企画で、船橋市の小中学の学校栄養士とレストランの料理人がタッグを組み「美味と健康を考えた大人の給食」を考案。給食をイメージしたメニューを1品以上取り入れたオリジナルメニューを提供する。参加店は、ダッキーダックキッチン、南翔饅頭(まんじゅう)店、不二家レストラン、いなば和幸、梅の花の5店。

 栄養士がどの店舗を担当するかはあみだくじで決め、各店舗を学校栄養士が2人ずつ担当し、7月からレストラン担当者と打ち合わせや試食を重ねメニュー開発を行ってきた。

 同企画で考案されたメニューは全て、学校給食同様に栄養計算が行われており、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩量がメニュー表にも表記されている。

 坪井中学校栄養士の岩島由美子さんは「子どもだけでなく大人にも提供するので、幅広い層を考えた味に仕上げた。だし、ブイヨン、ごま油、酢や食材そのものが持つ味や香りを生かし、おいしくて健康なメニューを考案した」と話す。「栄養士が考案したメニューには船橋産の食材を使っているものも多い」とも。

 教育委員会保健体育課の向笠真司さんは「船橋市では小中学校全てに給食室があり、全国で珍しいこと。全校に栄養士が配置され、温かい給食を提供している。豊富な知識を持つ栄養士とプロの料理人がタッグを組む事により、お互いがよりステップアップできたのではないか」と話す。

 東武百貨店船橋店では期間中、学校調理の基本や給食で学ぶことなど、船橋市学校栄養士会の日頃の取り組みを紹介するパネル展も開き、1000部限定の給食レシピ集を配布する。

開催時間は11時~22時。11月29日まで。

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