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船橋市場で「安心安全・地産地消」をテーマに展示会 北海道津別の玉ネギも

特別栽培の津別産玉ネギ

特別栽培の津別産玉ネギ

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 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1)で10月27日、「安心安全・地産地消」「津別産減農薬玉ねぎ」をテーマとした野菜や食品の展示会が開催された。主催は船橋市学校給食青果部会。

船橋市場関係者(関連画像)

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 市内の幼稚園、保育園、小中学校の学校給食関係者や飲食店関係者を対象にした同イベント。野菜の生産者や加工品の企業などの商品を展示して幅広く活用してもらうことを目的に年1回開き、今年で4回目となる。

 船橋市学校給食青果部会副代表の工藤進一郎さんは「学校給食のメニューを作るに当たり、いろいろな種類の野菜を知ってもらって、できるだけ旬の素材を使ってもらいたい。そのようなことを伝える場を設けたいと思って展示会を企画した」と話す。

 同日は船橋および千葉県産を中心に、野菜や果物13種とモヤシやマイタケ販売の企業6社、船橋市大穴の三つ葉生産者の商品や試食品が並べられた。

 船橋市と交流のある北海道網走郡津別町の玉ネギとジャガイモも展示された。津別産の玉ネギは減農薬で栽培され、農薬の使用量は通常の約半分だという。津別との交流をより深めるために、船橋市内の小・中学校の11月の給食では津別産の玉ネギを使う予定。

 船橋市学校給食青果部会代表の吉田勇さんは「津別の玉ネギ畑の視察に行った際、畑に入るときは靴にビニールをかけて雑菌が入らないような対策をするなど、徹底した管理をしていることを知り、驚いた」と話す。

 「今回、学校給食で津別産玉ネギを使うという試みは、高齢化が進んでいる津別の農家にとってモチベーションが上がる要素の一つになるのでは」とも。

 毎年同展示会に参加しているという八木が谷中学校の栄養士は「船橋の野菜の旬や新たな調理方法など、いろいろな発見があるので毎年楽しみにしている。津別の玉ネギについても子どもたちに紹介したい」と話した。

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