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船橋の商店街に自家焙煎コーヒー豆専門店 カフェスペースも

店内の様子

店内の様子

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 三山央町商店街に11月24日、コーヒー豆専門店の「HATCH COFFEE ROASTERY(ハッチコーヒーロースタリー)」(船橋市三山8、TEL 047-767-7728)がオープンした。

店舗外観(関連画像)

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 店舗面積は約10坪。大きな焙煎(ばいせん)機が目を引く店内には、常時10種類以上のコーヒー豆が並ぶ。コーヒー豆は自家焙煎で、その豆に合った焙煎をして販売。コーヒー豆の鮮度を守るため、1週間~10日ほどで商品を入れ替えられるよう少量ずつ焙煎し袋詰めしている。カフェスペースも併設し、コーヒーや焼き菓子の注文もできる。

 同店のオーナーでコーヒー豆を焙煎するロースターでもある荒井利一さん(49)は匝瑳市出身。ロースターとしては異色の経歴を持ち、建築デザインのパース作成オペレーター、広告ディレクター、システムを開発するプロジェクトリーダーなど等を経て同店を開業した。

 以前はとりわけコーヒーが好きではなかったという荒井さんだが、4年前に友人が住むシアトルを旅行した際、友人宅に数日間滞在。友人がコーヒー好きなため、朝から晩までコーヒーを飲む生活をしていた。その結果、帰国後もコーヒーが気になり、自分でハンドドリップコーヒーを入れるようになったという。

 この頃から「コーヒー専門店を開きたい」と思い始めた荒井さんは、プロジェクトリーダーとしての忙しい日々の中、仕事と並行してコーヒー専門店開業に向け、都内から名古屋までさまざまなコーヒー専門店に通い詰めた。

 そしてハンドドリップや開業などについてなどを3年ほど学び、知識と技術を蓄えたという。その後コーヒーマイスターの資格を取得、同店の開業に至った。

 三山央町商店街を選んだのは、「のんびりとした街の雰囲気と、けやき通りの美しさが気に入ったから」だという。「のんびりとした空間の中、コーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごしていただきたい」と荒井さん。

 「おうちコーヒー、楽しもう」というのが同店のコンセプト。「コーヒー豆を販売するだけではなく、ハンドドリップ講座を開いたり、コーヒーに関する知識を広めたり、自宅でコーヒー生活を楽しめるサポートができるような店にしたい」とも。

 営業時間は11時~19時(喫茶は18時まで)。月曜定休。

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