船橋の駅前通りに11月19日、居酒屋「三猿(さんしん)酒場」(船橋市本町1、TEL 090-9674-5659)がオープンした。
ラーメン店の経営に18年間携わっていたという店主の大島勝美さんが、昔からの知人とバーテンダーの3人でオープンした同店。店名の「三猿(さんしん)」は、えとの「申」を「しん」と読めることから、読み方は「さんしん(三申)」、漢字は「三猿」にしたという。「3人でスタートした店でもあるし、三猿は縁起もいいので店名につけた」と大島さん。
出店のきっかけについて、大島さんは「1人で外食をする機会が多いが、気軽に1人でも入れていろいろな食事が楽しめる店が地元にあまりなかった。1人でお酒も食事も楽しめるような店を作りたいと思った」と話す。
店舗面積は18坪。2階建ての店舗は、大正ロマンをイメージした内装という1階にはテーブル席6席のほか、一度に20人ほど入れる立ち飲みスペースを用意。バーカウンターを設けた2階は、カウンター席3席とテーブル席18席を用意する。
「さっと飲んだり食べたりしたい時は1階で、ゆっくり過ごしたい時は2階で、用途に合わせて選んでもらえれば」と大島さん。
料理は1人でも注文しやすいよう手頃なサイズをそろえるで。ピザは、日々よりおいしいものを提供したいとの思いから、粉の配合を調整しながら毎日開店前に3人で試食を行っているという。ラインアップは、マルゲリータ(520円)など8種類。
メニューはこのほか、「トマトとルッコラのサラダ」(S=450円、M=680円)、2日間煮込んで作る「白みそもつ煮込み」(450円)、「鳥取産大山地鶏のハーブグリル」(800円)のほか、サラダメニューも豊富にそろえる。
ドリンクはビール、日本酒、ホッピー、焼酎、カクテルなどひと通りのアルコールドリンクを用意。2階のバーカウンターでは、バーテンダーがカクテルの注文にも対応する。
大島さんは「真心をもって手仕込みにこだわり、よりおいしいものが提供できるように進化し続けていく。味も雰囲気もすべて納得してもらえる店を目指している」と意気込む。
営業時間は18時~翌2時。日曜定休。