船橋大神宮(船橋市宮本5)で1月1日、深夜から多くの参拝客が初詣に訪れた。
元日の初詣客は毎年6万人程度という船橋大神宮。今年も大みそかの深夜から参拝客が徐々に増え、1月1日の日の出を待って早朝からさらに多くの客が訪れるようになった。8時ごろには参拝客は境内をあふれ出し、鳥居から境内を取り巻くように参拝の列をなした。昼前には同神社前の道路は数百メートルに渡って渋滞し、参拝客の列も境内入り口の大鳥居から大神宮下交差点付近まで列をなした。
境内には多くの屋台が立ち並び、本殿脇では氏子青年部による甘酒の無料配布や豚汁や田楽などの販売も行われ、昼前には豚汁が売り切れになるほどにぎわいを見せた。
11時ごろからは「初神楽」の舞も披露され、参拝客が足を止め、写真を撮るなど楽しむ様子が見られた。燈明(とうみょう)台の一般公開も3日まで行われた。
毎年参拝に来ていると話す市内に住む家族連れは「40分ほど並んでようやく大鳥居まで来た。今年は天気がよく気持ちいい」と笑顔で話した。