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船橋西武から移転、手作り弁当・総菜の「智 まるとも」リニューアル

店頭に立つ立石智彦さん

店頭に立つ立石智彦さん

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 本町通りから入った路地に3月20日、西武百貨店から移転リニューアルした「智 まるとも」(船橋市本町4、TEL 047-409-0139)がオープンした。

店内の様子(関連画像)

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 店主の立石智彦さん(48)は船橋市出身で、2009年に船橋西武でテナントとして営業を始め、主に総菜販売を担当。2012年のロンドンオリンピック開催時、西武が「どんぶりフェア」を行ったことをきっかけに、手作り弁当を売る形態にした。

 店名は、自身の名前を使いたいと「智」を、体が丸いことから「〇(丸)」で囲んで「まるとも」にしたという。店舗面積は約10坪、椅子を4脚用意し、コーヒーなどを飲みながら、注文した弁当を待てるように配慮。ビルの2階が厨房(ちゅうぼう)となる。

 弁当メニューは「日替わり弁当」をはじめ、「チキンステーキポン酢弁当」「エビフライ弁当」「鶏の照り焼き弁当」「ハンバーグ弁当」「エビカツ弁当」「甘口チキンカレー」「辛口ビーフカレー」(以上650円、予価)など50種から60種そろえ、総菜も販売。下総中山に店舗を構える「まきの米店」の米を使い、「白米」と「十六穀米」が選べる。

 まるとも特製弁当の「船めし」(843円)は、「『まるとも』オリジナルで船橋への思いが詰まった弁当。完全予約制なので前日午後6時までに申し込みをお願いしている」と立石さん。「スズキの大場梅肉堤フライ」「小松菜のお浸し」「梨もコンポート」など船橋特産の素材を使った料理のほかにも、千葉県産の卵を使った「手づくり玉子焼き」、千葉県産ニンジンや大根を使った「筑前煮」などが入る。同弁当の「あさりめし」は匝瑳(そうさ)米を使っている。オードブルやフルーツ盛り合わせなどにも対応する。

 店頭販売をはじめ、官公庁、学校、オフィスなどへの配達もでき、最近では「ロケ弁」にも対応している。

 営業時間は10時30分~20時。

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