船橋市は、15カ国語に対応したウェブサイト「千葉おもてなしSHOPガイド」の運用を7月1日から開始するに当たり、6月1日から登録店舗を募集している。
「千葉おもてなしSHOPガイド」は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を2年後に控え、増え続けている外国人観光客などに市内の店舗を気軽に利用してもらうことを目的とし、店舗のジャンルやエリア、クレジット決済の有無、Wi-Fiの有無などサービス内容を検索できるウェブサイト。すでに千葉市では2016年から同サイトを導入しており、7月1日から船橋市が加わり共同運用する。
登録した飲食店では、日本語から外国語のメニュー作成が可能になり、作成したメニューはサイトの中で店舗紹介と合わせて紹介できるほか、店内での使用も可能。商工振興課の澤田大輔さんは「インバウンド対策につなげるだけでなく、市内在住の外国人にも利用してもらって、船橋をもっと知ってもらえるようにできれば」と話す。
6月18日~23日にアメリカ男子体操チームが市立船橋高校で事前合宿を行う予定であることに触れ、「2020年オリンピックに向けて機運を高めていきたい」と同課の池添百合子さん。「飲食店だけでなく、サービス業や観光農園など幅広く登録してもらえれば」とも。
同サイトは15カ国語に対応しており、対応言語は下記の通り。日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、アラビア語、マレーシア語、ロシア語。
現在、登録店舗を募集している。登録無料。登録用サイトか船橋市商工振興課で受け付ける。問い合わせ先は同課(TEL 047-436-2472、FAX 047-436-2466)まで。