首都圏のJR在来線や新幹線も運休した台風24号の接近で、船橋市内では塩をかぶった車を洗車するための洗車待ち渋滞が各所で見られた。
コイン洗車場・セルフ洗車場で順番を待つ車も(10月2日21時過ぎに撮影)(関連画像
台風一過の青空となった10月1日、ベランダに白い砂のような塊を見た人は多かく、市内在住の40代女性は「朝起きてカーテンを開けると窓ガラスやベランダの手すり、さおにも白い砂のような塊があって何だろうと思った」と話す。気象庁によると、「おそらく塩。台風により海の水が風で飛ばされて蒸発したのではないか」といい、「塩は放置したままにしていると腐食を招くので、早いうちに水で流した方がいい」とも。
車にも同様の付着があり、台風が開けてから1日以上たった2日夜にも、洗車待ちの車が列を成し、ガソリンスタンドの洗車機やコイン洗車場・セルフ洗車場などの洗車を待つ列で、各所で渋滞が起きた。
2日21時ごろに市内の洗車場を訪れた市内在住の40代男性は「車のサビや腐食を避けたかったので早めに洗車したかった。今日の夕方にも洗車に行ったがあまりにも列がすごくて引き返した。夜になってもまだ列はあったが、ようやく愛車を洗えてすっきりした」と話していた。