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船橋のプラネタリウムで小惑星「Funabashi」命名記念イベント

日本スペースガード協会理事長の白井正明さん

日本スペースガード協会理事長の白井正明さん

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 船橋市総合教育センター・プラネタリウム館(船橋市東町)で9月29日、小惑星「Funabashi(フナバシ)」の命名記念イベントが開催された。

特別投影では、子どもたちが想像で描いた小惑星「Funabashi」も映された

 国際天文学連合が7月11日、小惑星25892を「Funabashi」と命名発表したことを記念して企画した。

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 会場では、日本スペースガード協会理事長の白井正明さんが松戸徹船橋市長に命名認定書を贈呈したほか、同協会副理事長の浅見敦夫さんによる記念講演、市立船橋高等学校吹奏楽部による演奏と合唱、プラネタリウム番組「2018小惑星Funabashiへの旅」の特別投影が行われた。

 白井さんは命名の由来ついて、「2015年に日本スペースガード協会が行った小惑星探査体験活動『スペースガード探検隊』の会場が船橋総合教育センターだったことから小惑星を命名した」と明かす。

 松戸市長は「星空を投影しながら、ライブでの解説員による話は、とても細かく特徴的で、大きな魅力がある。理科離れがあるといわれているが、プラネタリウムでは、星を知り、体験を通じて感動を伴いながら理科を学べる。可能性を子どもたちに感じてほしい」と話した。

 市立船橋高等学校吹奏楽部による特別演奏では「夜空ノムコウ」「夜のうた」「手紙~拝啓十五の君へ~」「花は咲く」「見上げたごらん」「木星」など、星空に合う楽曲が演奏された。

 浅見敦夫さんの特別講演では、日本スペースガード協会のさまざまな活動を紹介した。小惑星「Funabashi」発見に当たっては、「地球に衝突して被害を及ぼす天体がないかを常に監視している際に、偶然見つかった小惑星だった」と明かす。「『Funabashi』は、実はとても変わった特徴があり、太陽系の惑星の多くは太陽の自転に水平なのに対し、25度の傾きで2年8カ月かけて太陽の周りを公転する天邪鬼な小惑星」とも。

 最終プログラムの特別投映では、地球から見た「Funabashi」と、宇宙から見た「Funabashi」を臨場感あるCGで映し出し、解説員によるアナウンスとジョークに会場が沸く一幕もあった。イベント終了後は、宇宙飛行士・山崎直子さんが「宇宙滞在に持って行った」というアサガオの9代目「宇宙アサガオ」の種を来場者に配布した。