ハンドメード品のギャラリー兼ショップ「design&handmadeつくりて工房ZAP」(船橋市宮本6、TEL 047-489-1301)が10月、船橋大神宮近くにオープンした。
店主はグラフィックデザイナーの小山和彦さん。都内のグラフィックデザイン会社に勤め、13年ほど前に独立。この時期から、もともと好きだった絵画やものづくりを本格的に始めるようになったという。
独立後は都内に事務所を構えていたが、今年7月に住居のある船橋市に移転した。「グラフィックデザイナーの仕事を続けながら、ハンドメードの活動の場を広げて展示スペースも作りたかったので、この場所に決めた」と話す。
店舗面積は約12坪。奥が事務所兼作業スペース、手前にはずらりと作品が並ぶ。「7月に引っ越してきて以来、DIYで店づくりをしながらオープンしたので、はっきりとしたオープン日はない」とも。
小山さんの作品は、電化製品の部品や古材などを使った「再生アート」や、絵画、アクセサリーなど。「昔、故障した電化製品を何気なく分解したときに、一つ一つの部品がとてもかっこよくて。これを使って何か作品を作りたいと思ったのが始まり」と、きっかけについて話す。
近隣のクリエーターの作品やコラボ作品なども展示・販売している。「クリエーターの道の駅」のような場所を目指したいと言い、「ハンドメードが趣味のクリエーターは、作品を発表したり展示したりする場所がないのが現状。気軽に発表できる場や創作活動の場、ワークショップ、教室として気軽に使える場になれば」と話す。「使用料などは気軽に相談してほしい」とし、「創作活動に役立つ何かがきっと見つかるはず。まずは気楽に入ってきてほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~19時。土曜・日曜・祝日定休。