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船橋市場の初競りは例年通りの初値に 市場の50周年記念事業も

青果の初競りの様子

青果の初競りの様子

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 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1)の最初の営業が1月5日に始まり、水産・青果ともに初競りが行われ、初値は例年通りだった。

水産の初競りの様子

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 この日は、市場に居を構える水産荷受会社「船橋魚市」と、青果荷受会社「長印船橋青果」の2社、水産仲卸事業者約60店舗、青果仲卸10社、青果飲食店向け小売り6社、関連商業組合約60店舗に加え、加工業者などの市場内事業者200社弱が一斉に営業を開始した。

 奇数月に関連商業組合棟の各店で開催されている「市民感謝デー」と重なった今年の仕事始め。一般の買い物客が多く訪れ、船橋市場はにぎわいを見せた。天候の乱れもなく農水産物の出荷も順調だったという。

 仕事始めとなった同日、市場内の役員などを集めた「賀詞交歓会」の会場で、松戸徹船橋市場と同市場内で営業する店でつくる「船橋市地方卸売市場協力会」の平栄三理事長が年頭のあいさつを行った。「今年は市場の50周年。大きな記念事業も控えている節目の年」と話した。

 50周年記念事業は5月19日の日曜を予定し、市場内の事業者らで実行委員会を組織して計画が進行している。市内の各飲食事業者による出店や、小中学校や市立船橋高校の吹奏楽部などのスクールバンド各団体、よさこい団体、県内各地のクラフトビールを集めた屋台、スポーツ団体によるパフォーマンスなどを予定しているという。

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