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船橋の建設会社が無料誌「けんせつ姫」 2号目発行を市長に報告

けんせつ姫編集長の柴田さん(右)と編集メンバーの佐竹さん(左)

けんせつ姫編集長の柴田さん(右)と編集メンバーの佐竹さん(左)

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 フリーペーパー「けんせつ姫」編集長の柴田久恵さんが2月7日、第2号を発行したことを報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2)を訪れた。

けんせつ姫vol.2の表紙

 同誌は、建設総合会社「土佐工業」(三咲4、TEL 047-449-7305)社長でもある柴田さんが手掛けるフリーペーパー。建築・土木業に携わる女性の輝く姿を掲載し、同じ業界で働く女性たちをはじめ、同業界に夢を持っている学生に向けて制作する。創刊号は昨年12月に「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2018」の企業部門・最優秀賞を受賞している。

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 2号目では取材エリアを関東全域に広げ、巻頭では蔵前工業高校(東京都台東区)や千葉工業大学(習志野市津田沼)の学生が、建設業界に入ろうと思ったきっかけや将来への抱負を語る。そのほかのページでは、現場監督の経験を生かして教員になった女性や、他業種の受付嬢から建設板金業へ進んだ女性、結婚後も子育てをしながら建設業の現場で活躍する女性など、高校生から50代職人まで幅広く取り上げ、2校・9社を掲載する。

 柴田さんは「女性は就職後、結婚、子育てなどさまざまなステージがある。今回はあえて幅広い世代の『けんせつ姫』を取り上げることで、読む学生が年代ごとに将来の自分をイメージできるようにしたかった」と話す。

 今回は編集部のメンバーも一新し、土佐工業や建設業界で働く有志を募り制作。土佐工業専務の佐竹さんは「慣れない編集と取材が本業と同時進行だったので苦労もあったが、建設業に携わる者同士の目線でリアルな会話もでき、内容の濃いものができた」と話す。

 創刊号発行後は、企業・組合・学校だけでなく千葉県庁からも「うちでも冊子を置かせてほしい。ぜひ協力したいし、一緒に何かできないか」とオファーがあったという。

 松戸徹市長は「みんなが模索しながら探していた可能性の一つであり、建設業界の可能性を身近な形で示してくれたと思う」と話す。2号目は千葉県の建設業界の全面的なバックアップの下、制作された。柴田さんは「次回は取材エリアを全国に広げたい」と、次号への抱負を話す。

 発行部数1万部。関東圏の高校、大学、県庁や市役所などで配布中。A4版32ページ、フルカラー。

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