船橋駅近くの「つけ麺一頂」(船橋市本町1、TEL 047-409-3221)が、オープンから間もなく3カ月を迎える。
店主の宮内太郎さんは市川市出身。ラーメン店で働いた際にラーメンの魅力にはまり、3年間修業を積み、「もっと覚えたい」と中華店で3年、さらに都内のラーメン店でも4年間修業をしたという。
恩師のラーメン店が船橋にありそこで勤務後、恩師の勧めもあり昨年5月、市川市内に1号店をオープンした。宮内さんは、今回船橋に2号店をオープンした経緯を、「恩師の店舗で働いているとき、ここ(船橋)はなんて情に厚い街なんだと思ったので、いつか船橋にも店を出したかった」と話す。
場所は船橋駅すぐのFACEビル1階。店舗面積約10坪の店内に、カウンター16席。店名は、「船橋つけ麺界の頂きを目指すから」という意味を込めて。麺は試作を重ね、試行錯誤の末に出来上がった特製太麺。毎朝打った麺のみを使っている。スープは太麺との相性を考え、魚介類のだしと豚骨、背ガラ、頭ガラのスープを合わせたうま味の強いものに仕上げている。
スタンダードなスープと、分厚いのに柔らかい自慢のチャーシュー、味付け卵などがのった「特製つけ麺」(1,130円)のほか、伊勢海老の頭でだしをとったスープと特製のエビ粉末をかけた太麺に、チャーシューと味付け卵などがのった「特製エビつけ麺」(1,180円)などがある。
宮内さんは「自慢のチャーシューは、前日からじっくりと時間をかけて作っている。注文を受けてからカットしているので柔らかい」と話す。「お客さんに調理の過程も見ていただけるように、調理場をオープンにしている。テーブル調味料は、船橋ならではの梨酢もあり、そのほかにニンニク酢、辛さんしょうをお好みで。割りスープで、最後まで楽しんでいただきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~23時。