しゃぶしゃぶそば「三ノ汁」(船橋市習志野台2、TEL047-404-4508)が北習志野駅から徒歩3分の場所にオープンし、3カ月を迎えた。
経営は「そら」(渋谷区恵比寿2)。2006(平成18)年に東葉高速鉄道沿線で店舗を探していたところ、北習志野の居酒屋で3世代家族が多く来店していることに着目。3世代の家族で居酒屋に来る地域に可能性を感じたと当時の社長が思ったという。
北習志野に2006(平成18)年、1号店の「串焼旬菜食堂うっとり」をオープン。その後、都内、千葉県内と店舗を増やし、今回創業の地でもある北習志野に恩返しという意味も含めて同店をオープンした。
店舗面積は29坪。2人掛けテーブル3卓、4人掛けテーブル7卓、6人掛けテーブル2卓、8人テーブル1卓。店名の「三ノ汁」は、「一ノ汁」がしゃぶしゃぶ、「二ノ汁」がおでんつゆ、「三ノ汁」がそばつゆという3種類があることを指し、それぞれ秘伝の調合があるという。同店のコンセプトで「気軽に集え、お酒を楽しみながら、しゃぶしゃぶ、おでん、そして最後にそばで締めてもらう」。
現在、ランチはそばがメインで、そば料理人の永山寛康さんが監修した自家製そばを提供。和食事業部統括マネジャーの富田竜也さんは「そば本来の香りが楽しめる二八蕎麦でしっかりとしたコシと喉ごしが楽しめる」と話す。
しゃぶしゃぶがメインの夜の部は、豚しゃぶ、牛しゃぶの2種類で、豚しゃぶは三元豚と鹿児島黒豚の2種類、牛しゃぶは日替わりブリスケットと国産霜降り肩ロース、和牛霜降り肩ロースを用意。
富田さんは「和食業態を世界に広めたい、和食業態で働きたいと思う人を増やすには、職場をもっとクールにスタイリッシュにする必要があると思う。世界で愛される和食の店で働きたい人を増やし、和食のプロフェッショナルを増やしていくことで、和食文化を世界に広げたい。ここから世界に向けて発信していく」と明るく話す。
営業時間は11時30分~14時、17時~翌1時。