「ふなばしミュージックストリート」が10月20日、船橋駅を中心とした全11会場で開催された。
「音楽でまちを元気に!」をテーマに掲げ、来場者に気軽に音楽を楽しんでもらおうと2014(平成26)年に始まった同イベントは今年で6回目。実行委員長は船橋市出身アーティストの小松優一さん、運営は一般公募スタッフと市内外のボランティア150人以上で行っている。
今年は169組の応募があり、ユーチューブによる選考で82組が通過した。イベント当日は、天沼弁天公園、船橋グランドホテル、船橋駅北口おまつり広場、東武百貨店屋上(以上船橋市本町7)、きららホール、京成船橋駅-フェイスビル連絡デッキ(以上本町1)、勤労市民センター(本町4)、ジャズバー「coquelicot(コクリコット)」(本町4)、船橋スクエア21ビル前、船橋市民文化ホール(以上本町2)、「SHIRASE 5002」(高瀬町2)の船上などが各会場で生演奏やダンスを披露した。
東武百貨店船橋店屋上8階スカイガーデンでは、昭和のヒット歌謡を演奏するバンドの声掛けに「このために横浜から来た」と答えた鈴木孝雄さん。鈴木さんの高校の同級生である船橋在住の横山光利さんと楽しんでいた。横山さんは「毎年高校の同級生と待ち合わせてこのイベントを楽しみに船橋に集まる」と笑顔を見せていた。
船橋市役所文化課の盛貴広さんは「自分自身はロックをやってきたが、このイベントではいろいろなジャンルの音楽が楽しめた」と話す。実行委員の菅原悦子さんは「第1回・2回はボランティアで、3回目からは実行委員として同イベントを支えてきた。多くの人が毎年楽しみに来てくれるのがうれしい。ボランティアや実行委員をして市内外の仲間ができるのも楽しみのひとつ」と話す。