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三咲稲荷神社で「三咲開墾150年記念祭」 子どもたちの思い出作りに

来場を呼び掛ける「三咲ふるさとづくり推進委員会」会長の岡庭一美さん

来場を呼び掛ける「三咲ふるさとづくり推進委員会」会長の岡庭一美さん

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 三咲稲荷神社(船橋市三咲9-2-23)で11月23日・24日、「三咲開墾150年記念祭」が行われる。主催は三咲ふるさとづくり推進委員会。

三咲稲荷神社。境内には開墾100年記念祭の時に建てられた記念碑も

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 同委員会会長の岡庭一美さんによると、三咲は明治時代初期、明治政府が武士の貧困救済のため下総台地の土地に入植開拓を進め農作民への転身を進めた際、開拓した順番に数字を振り、縁起の良い文字を組み合わせて新しい地名を付けていったのが、今の「初富」「二和」「三咲」「豊四季」「五香」「六実」「七栄」「八街」「九美上(くみあげ)」「十倉(とくら)」「十余一(とよいち)」「十余二(とよふた)」「十余三(とよみ)」の地名の由来という。

 「開墾当時の厳しい生活を乗り越えた入植者の中で残った人間と、後に周辺農村から移住してきた人々により今日に続く畑作地帯が築かれた。現在、三咲地区には約80軒の農家がある」とも。

 前回の記念祭は三咲開墾100年を記念して開催した。今回は開墾150年と新元号移行を記念して開く。岡庭さんは「わが三咲を『ふるさと三咲』として、古くからの住人も新しい住人も共に仲良く、より親しみやすい町になるよう『三咲ふるさとづくり推進委員会』を昨年立ち上げた」と話す。

 23日は記念碑除幕式をはじめ、116人が参加予定の稚児行列、消防音楽隊演奏、バンド演奏やマジックショーなどを行う。24日は、戦隊ヒーローショー、船橋市内で活躍するアーティスト小松優一さんなどのステージパフォーマンスを予定している。

 11月16日~24日は「みんなで楽しもう!!アドベンチャーラリー」を行う。期間中、配布する地図をたよりに三咲地区の中からキーワードを探し文字を完成させる。

 岡庭さんは「200年祭を目指し、50年後を担う子どもたちに、記憶に残る思い出作りをしていきたい」と話す。

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