0~2歳までの乳幼児とその保護者を対象とした歯科相談会が4月5日、「船橋こども歯科」(船橋市本町1)で開催される。
女性の子育てと仕事の両立を応援する市民団体「船橋ワーキングマザーの会」とのコラボ企画。同院内が市民団体と共同でイベントを開催するのは初の試みという。「船橋ワーキングマザーの会」では毎月、食育、ダブルケア、保活、家事と仕事の両立など育児中の親向けにさまざまな講座や交流会を行っている。
当日は、子どもが歯みがきに興味を持つためのポイントを、歯科医師、歯科衛生士、栄養士が直接指導する。口腔ケアを家族で楽しみながら取り組めるよう、プロならではの視点でアドバイスするという。
同院に通う保護者から質問が多いという「歯みがきは1日に何回?」「子どもに自分でやらせても大丈夫?」「仕上げ磨きはいつまで?」などについて回答するほか、子どもの口腔マッサージ、虫歯にならないようにするための食事習慣、砂糖のリスク、歯みがきグッズ紹介などを展開する。
船橋ワーキングマザーの会スタッフの藤田純子さんは「毎日の歯みがきは子どもの将来の歯のため、虫歯にならないようにすることが大切だとは分かっていてもなかなか子どもがきちんとしてくれない日もあり、悩んでいる母親も多い。先生に直接いろいろな質問ができる機会もなかなかないと思うので、ぜひ普段の歯みがきに役立ててほしい」と話す。
船橋こども歯科スタッフの及川さんは「今回初めて、院外の船橋の母親たちと共同企画で相談会を行う。より多くの方に歯の健康についてお伝えできる場ができれば」と話す。
開催時間は10時~11時30分。定員は8組。参加費は1家族500円。参加申し込みは専用申し込みフォームで受け付ける。問い合わせは「船橋ワーキングマザーの会」まで。