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布小物作家が作る「手作りマスク」 船橋で販売会、3月下旬にも

市場カフェ店内に臨時設置されたマルシェコーナー

市場カフェ店内に臨時設置されたマルシェコーナー

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 船橋市場の中に店舗を構える「市場カフェ」(船橋市市場1)で2月25日、市内の布小物作家が作るマスクや入園入学準備品を販売する「おたすけマルシェ」が開催され、3時間で60枚以上のマスクが販売された。

立っているのが、左から西川さん、石直さん。買い物に訪れた客や作家仲間と

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 2月17日にイオンタウン新船橋(北本町)で開催された「ひるマルシェ」でも手作りマスクの需要が多かったことから、各作家が作っている手作りマスクを「多くの困っている人に届けられたら」と今回のマルシェが企画された。

 「市場カフェ」スタッフが、市内の手作り作家のネットワークを持つ「夢あみネット」代表の西川真弓さんと、市川市行徳で手作り作家の店を営む「カラフルコットン」代表の今(こん)さとみさんに声を掛け、西川さんはつながりのある作家から手作りマスクや入園準備品を収集。マスクは100枚以上が集まり、「夢あみネット」として一括販売した。

今さんは、当日店頭に立てる作家として、船橋市内の自宅で子ども服作りの教室「sewing kitchen pelote(ソーイングキッチン プロット)」の開講や「pelote(プロット)」という店名で作品販売をしている石直(いしじき)さんを紹介。石直さんが当日、店頭販売に挑んだ。

 販売会の開始時間前には「マスクがなくて困っていた」という数人が店頭に並んだ。告知期間がわずか5日ほどと短かったにもかかわらず、マスクは3時間で両店で60枚以上を販売。入園入学準備品などを買い求める人もいた。

 船橋大神宮近くでヘアサロンを併設するカフェ「ダイジングー」(宮本)店主の花嶋伸吾さんもマルシェに来店。ダイジングーでは店内での手作り小物作家の作品販売や展示会、ヨガワークショップなどにも力を入れている。花嶋さんは、今回「夢あみネット」に集まった手作りマスクを、ダイジングーで委託販売することにした。ダイジングーでは2月27日から約1カ月間、販売を予定する。

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