「将泰庵(しょうたいあん)」が6月1日、「将泰庵 船橋総本店」(TEL047-409-9889)を船橋市本町にオープンした。
2011年(平成23)に1号店の「将泰庵本店」(本町3)を「船橋総本店」の隣にオープンした同社。企業名は以前は「トッペミート」だったが、今年6月1日から社名を「将泰庵」に変更。同社は2013(平成25)年、渋谷に国内2号店をオープン。その後、都内に店舗を展開するほか、タイ・バンコクに1店舗、船橋市内に「将泰庵船橋はなれ」(本町4)、「将泰庵DINERシャポー船橋」(本町7)を出店した。昨年10月には幕張に店舗を出店し、現在は9店舗を展開している。
今年4月に完成したという自社ビルは、1、2階の約60坪が「将泰庵 船橋総本店」、5階が将泰庵本社となっている。同ビルの3、4階は貸しオフィスでテナントを募集しているという。同店は5月にオープン予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。
新店舗はガラス張りで、大きなのれんをくぐると右にワインセラー、左に高い天井のフロアが広がる。1、2階合わせて大理石のテーブルは12卓、赤の布張りの椅子席は42席。完全個室は1階に1室(4人用)、2階には2~4人定員の個室を5部屋用意する。人数によっては2室を使い8人までの利用に対応する。床はバリアフリーで、エレベーターを備える。
店長の澤野翔さんは「将泰庵は100年企業を目指している。100年たっても変わらない店として『船橋総本店』をオープンした。大正ロマンをほうふつさせるラグジュアリーな空間で、上質の牛肉をお召し上がりいただければ」と話す。
メニューは、日本各地から取り寄せたA5ランクの黒毛和牛を用意。「中でも肉質の柔らかい月齢30カ月以上の雌牛を選んで提供している」と澤野さん。ドリンクは、ワイン、スパークリングワインなど40種類以上をそろえる。
ランチタイムは、将泰庵名物という「飲めるハンバーグ」をセットにした「飲めるハンバーグ御前」(1,400円~、おろしポン酢添えハンバーグ200グラム、赤だし、前菜、サラダ付き)を数量限定で提供する。このほか、「丼ランチ」(1,700円~)、「焼肉御前」(1,500円~)なども用意する。
ディナータイムは、コース料理(5,800円~)のほか、ユッケ、にぎりずし、焼き肉の単品メニューなどを用意。子ども向けに、牛肉を使ったパスタやリゾット(以上780円)も用意する。
現在オープン記念企画として、同店と船橋本店、船橋はなれ店に都内2店(新日本橋、恵比寿)で「ドリンク99円」企画を6月末まで行っている(前日までに要予約。1人5,000以上の注文など条件あり)。以上税別。
新型コロナイルスの感染予防策として、店内消毒、従業員の衛生・健康管理などを徹底するほか、各テーブルには消毒液を常備。来店者には食事中に着用したマスクが汚れないように袋を用意する。
営業時間は、平日ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時。土曜・日曜・祝日はランチ=11時30分~15時、ディナー=15時~23時。月曜定休(ランチのみ、祝日の場合は営業)。テークアウト販売にも対応する。