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船橋。新京成線高根木戸駅近くに「カフェBREEZE」 幅広い世代が憩える場所に

店主の長島和子さん(中央)を挟んで常連客の二人。お気に入りの壁紙のスペースで

店主の長島和子さん(中央)を挟んで常連客の二人。お気に入りの壁紙のスペースで

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 新京成線・高根木戸駅近くのカフェ「BREEZE」(船橋市松が丘4、TEL 047-465-6008)が、オープンから約1年がたった。

店舗外観

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 店主の長島和子さんは東京都渋谷区出身。結婚を機に現在の場所に住み始め、しばらく専業主婦をしていたが、夫が営む金物店の空きスペースを使い、以前はセレクトショップを経営していた。

 道路拡張に伴う区画整理のためセレクトショップは閉店を余儀なくされたが、そのタイミングで「どうせやるなら新しいことを始めよう」と、長島さんにとっては未知の世界となる飲食店を始めることを決意したという。

 店名の「BREEZE」は長島さんの娘の友人が命名。セレクトショップ時代から同じ名前を使っていることから、「ありがたいことにセレクトショップの常連さんも居てくれて、『そよ風』という意味も気に入っていたので名前は変えなかった」と長島さん。

 店舗面積は20坪。4人掛けテーブル1卓、2人掛けテーブル2卓、カウンター2席。

 メニューは当初飲み物と軽食だけの予定だったが、客からのリクエストで始めたランチは「エビとひき肉のカレー ミニサラダ付き」「ハッシュドビーフ ピクルス添え ミニサラダ付き」(以上900円、ドリンク付きセット1,100円)がスタンダードになる。

 長島さんは「スパイスからこだわっているが、辛さ控えめなので家族連れのお子さまにも召し上がっていただいている」と話す。生地から焼き上げる「ワッフル」(450円、ドリンク付きセット750円)や、常連客からヒントを得て作った「バナナジュース」(440円)も評判だという。

 オープン当初は長島さんと同世代の「熟年夫婦が土日に憩うカフェ」を想定していたというが、「小学校や保育園が近いこともあり、小さいお子さん連れの若いお母さんたちや、一人で訪れる方も多く、幅広い年齢の方々に立ち寄ってもらえる場所になったことがうれしい」と笑顔を見せる。

 長島さんは「店前の看板も常連さんが書いてくれ、今まで周りの方々に本当に恵まれてここまでやってこられた」と周囲への感謝の気持ちを忘れず、「元気に楽しく1年1年を大切に過ごしていければ」とこれからの目標を話した。

 営業時間は11時30分~18時。水曜木曜定休。

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