東海神駅近くにあった「船橋もりやま歯科・矯正歯科」(船橋市本町7)が移転リニューアルし、4月6日に開院した。
同院は約15年間東海神で診療していたが、東海神駅周辺の都市再開発に伴い移転した。「移転を機に空調設備などを整え、より来院しやすい環境を整えることができた」と森山幸一院長。
移転先はこれまでの患者も通いやすいように、なるべく近くの場所を探したという。診療台は4台、そのうち2台は個室になっており、インプラントやさまざまな外科手術のための部屋となっている。そのほか、歯のクリーニングなどを行う個室を2部屋用意。天井には国公立病院や大学病院でも使用されている空気環境を整えるための設備「業務用空気清浄装置エアロシステム35M」も導入した。
各診療台には歯科用顕微鏡の「マイクロスコープ」を設置している。「取り入れている歯科医院は国内の歯科医院の5%以下」(森山院長)というマイクロスコープは、肉眼で見るよりも20倍程度まで拡大でき、不必要に歯を削ってしまうことをなくし、根管治療の精度を上げるなど、細かな治療が可能になるという。
そのほか、一眼レフのカメラを用いて患者の口内写真を撮影し、診療内容と合わせて徹底したデータ管理に力を入れているという。「データをしっかり管理することで、患者さんの口内の変化や状況を正しく見極めることができる。そうすることが適切な治療につながる」と森山院長。「地域の皆さんの歯の健康のためにも、自分自身も腕を磨いて勉強し続けていきたい。疑問などがあれば相談してもらいたいし、セカンドオピニオンとしても利用してもらえれば」と話した。
診療時間は9時~13時、14時30分~18時30分(土曜は17時30分まで)水曜、祝日休診。