ジュエリーショップ「SAINT BIJOUX(サンビジュウ)」(船橋市習志野台3、TEL 047-767-9450)がデザインしたローズチャームが現在、バラの見頃に合わせて「京成バラ園」(八千代市大和田新田)にガチャガチャとして登場している。
「サンビジュウ」社長でありジュエリーデザイナーの岡田泰典さん。「ビストロふぉーなう」での展示前で
「サンビジュウ」はジュエリーデザイナーでもある岡田泰典さんが社長を務め、2019年5月、新京成線・東葉高速線北習志野駅近くにオープン。同年9月から京成バラ園とのコラボが始まり、京成バラ園オリジナルジュエリーのデザインを手掛けるようになった。同園のロゴマークをモチーフにしたネックレス、ブレスレットを販売するようになり、ネックレスは八千代市の「やっちブランドセレクション」に認定されている。
「ローズヌーボー」と京成バラ園が呼ぶ、毎年同園が発表するバラの新品種のうち、今年は2020年秋に発表された10種類を、岡田さんがアクセサリーへとデザイン化。バラの品種の特徴を線画で表現した。「デザイン化には時間を要した。去年秋に発表があり、そこから今年の年明けくらいまでかけてデザインした」と岡田さん。
デザインされた新作バラ10品種は「京成バラ園オリジナルジュエリー」として販売しているが、今回は同じデザインを生かし、アクリル素材のチャームも製造。4月末から園内でガチャガチャ(カプセルトイ)として販売している。
岡田さんは「ある日、当社にある3Dプリンターで作ったものを園の担当に見せたところ、ジュエリーだけでなく、親しみやすいものも欲しいねという話になった。そこでアクリル素材で作ったものを、さらに機械で研磨し、染色し商品化している。そうして出来上がったものを、バラ園さんが持つガチャガチャの機械に入れていただけることになった」と経緯を話す。
ガチャガチャは1回500円。短めのボールチェーンが付く。デザインは全10種類あり、ほかに「シークレット」としてラメ入りが入っているという。
岡田さんは「子どもからご年配の方まで、楽しんでいただけたらうれしい。お土産のひとつとして購入いただければ」と話す。
今回の「ローズヌーボー」からのデザインは、船橋市内飲食店「ビストロ ふぉーなう」(宮本1)で開催されているジュエリーデザイン展「バラとジュエリーのコラボレーション」で掲示されている。
京成バラ園では6月13日まで「ローズガーデン スプリングフェスティバル」を開催中で、1600品種のバラが見頃を迎えている。開園時間は9時~17時(5月・6月)。入園料は大人(高校生以上)=1,500円、シニア(65歳以上)・障がい者=1,200円、中学生以下=無料(5月・6月)。ガチャガチャの設置場所はローズショップ付近や入園してすぐの正面掲示板付近。雨天時や雨の可能性が高い天候の場合は設置されない。