船橋市国際交流課が現在、ヘイワード市(米カリフォルニア州)との姉妹都市35周年記念の写真展開催に向けて、市民から「みんなに伝えたい!私のヘイワード!!」をテーマに、ヘイワードにまつわる写真を募集している。
今年11月、船橋市とヘイワード市の姉妹都市提携が35周年を迎える。その記念事業第1弾として10月から、ヘイワード市との交流の軌跡をたどる写真展を市内3カ所で開催する。
ヘイワード市は船橋市にとって初の国際姉妹都市。同市はカリフォルニア州の中央部、サンフランシスコ湾に面した湾岸都市で、大都市のベッドタウンであることなど、船橋市と形態や地理的条件が類似していることから1986(昭和61)年に姉妹都市提携調印を行った。それ以降、両市ではさまざまな交流を通して親交を深めてきた。
昨年予定していたモロー高校短期交換留学生の受け入れや市立船橋高校との短期交換留学生派遣は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったが、オンラインでの交流は市や船橋市国際交流協会、市立船橋高校などを通して行われてきた。
国際交流課の齋藤太一さんは「市民の皆さんに姉妹都市であるヘイワード市を写真を通して知ってもらい、35年間の交流を振り返ってもらえれば」と話す。
写真の提出方法は、船橋市やヘイワード市での交流の思い出を当時のエピソードや今の気持ちを添え、写真プリント(L版)または写真データを国際交流課に送る。締め切りは6月30日。応募写真はイオンモール船橋(10月8日~17日)、ふなばしアンデルセン公園コミュニティーセンター(10月19日~24日)、船橋市役所1階美術コーナー(10月26日~11月5日)で展示し、市のホームページや刊行物などへの掲載も予定している。
姉妹都市提携35周年記念事業は、9月・10月にヘイワード市の特産物であるズッキーニやアボカドを使ったメニューを学校給食や市内飲食店で提供する「食べようヘイワード!フェア」を予定するほか、10月24日には「ふなばしアンデルセン公園」(金堀町)で記念式典を開催。ヘイワード市とのオンライン交流やヘイワード市の花「カーネーションフェア」も予定している。