県立行田公園(船橋市行田2)で8月1日、「行田公園100キロ リレーマラソン大会」が行われる。
同大会は毎年8月第1日曜に開催してきたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止を余儀なくされ、今年が2年ぶりの開催となる。主催は行田公園走友会で、今年で30回目を迎える。大会は、夏の暑い時期に個人で練習するとモチベーションを保ちづらいことから、合同練習という形で始まったという。100キロにこだわり、チーム力での走破や、公園の利用者同士の交流を目的に据える。同会の木下真一さんは「新型コロナ対策を行いつつ、地域の活性化にも寄与する大会にしたい」と話す。
参加者は1周約1キロの東公園を1チーム10人以内で構成されたチームで、リレー形式で走り、タイムを測る。誰が何周で交代しても、1人が何回かに分けて走ってもいい。同大会はこれまで「宣言タイム制」だったが、今年は宣言タイム制を廃止して先着順にし、着順による表彰を廃止し、代わりに記録証を発行する。「これにより、各チームがレース終了後に速やかに移動できるようにした」と木下さん。
従来は100キロを走るレースだが、今年は50キロに短縮。中継地点がこれまでは1カ所だけ設けていたのを2カ所に増やすことで、中継所に集まる人の分散を図る。
感染症対策としては、たすきを使わずエアタッチ方式を採用。応援は声援ではなく拍手のみを呼び掛けている。
大会スタートは7時30分。参加料は1チーム1万8,000円。参加チーム数の上限は40チーム。エントリーはメール(gyohda100@gmail.com)で受け付ける。申し込み締め切りは7月4日(40チームに達した場合、期限前に締め切ることもある)。
木下さんは「タイムを競うのではなく、船橋市内のいろいろなグループ、健康な方だけでなく障がいのある方たちにも参加していただき、同じコースを一緒に楽しく走っていければ」と参加を広く呼び掛けている。