船橋市内在住の「パクチー姉さん」こと立川あゆみさんが自身の直売所「パクチーシスターズ」(八千代市大和田新田)にパクチー自販機を設置して、3カ月が過ぎた。
自販機は冷蔵用。屋内用販売機に防水加工を施し屋外で利用している。設置に合わせてのぼりも新調し、通りを走る車から発見されやすいよう工夫する。
商品は約10種。定番商品の「フレッシュパクチー」(300グラム=900円)、「パクチーペースト」(1,300円)、パクチーを乾燥させた「ドライパクチー」(800円)など。友人経営者の「ベーカリーハイジ」とのコラボ商品「パクチーパン」「パクチービスコッティ」(以上400円)、「パクチークッキー」(450円)や「パクチーグラノーラ」(550円)、「パクチースノーボール」(400円)などのスイーツ商品も用意。ペットボトルのお茶やコーヒー(以上150円)なども販売している。
コロナ禍による飲食店の営業時間短縮や営業自粛などを受けて、同店も取引量が激減。立川さんは「友人の農家が自販機を導入したのを知って相談した」と話す。
直売所は日曜午前中のみの営業だったが、自販機を直売所前に設置したことで常連客だけでなく、それまでタイミングが合わず購入できなかった近隣住民もパクチー商品を購入できるようになったという。
商品の売れ行きがいいため、補充してもすぐに欠品になってしまうことが多いという。立川さんは「欠品を出さないようになるべく早く補充する」と笑顔で話す。