東武百貨店船橋店（船橋市本町7）で6月24日、「梨ギフト」「千葉・船橋銘産品ギフト」の注文・予約注文受け付けが始まった。

梨ギフトについて

　同店販売推進部・広報担当の堀合友美さんは「コロナ禍で帰省や旅行を避ける方が多い中、『ギフトで地元のものを贈りたい』というニーズが増えている。中元やお盆の時期に合わせて、これから旬を迎える梨ギフトや地元の銘産品を用意した」と話す。

　田中尚店長は「当店で地元発のギフトを送ろうとすると、『船橋のなし』は『丸あ商店』のみでの扱いになり、せっかく船橋が誇る梨ならば、もっと大きく扱いたいと、今年は当店で大々的に予約を承れるようにした。当店にお越しになる近隣の方の『地元』を考慮して、市川と白井の梨も扱っている」と話す。

　梨ギフトとして扱う品種は「幸水」「豊水」「新高（にいたか）」「かおり」の4種類。船橋産の梨は、「幸水」「豊水」「新高」の3種類のみ。「ふなっしー」のイラストが起用されている「船橋のなし」2021年バージョンの箱に入ったもの、「船橋のなし」と書かれた箱に入ったもの、市内個人農家「船芳園」（船橋市二和東）の梨（幸水のみ）から選べる。

　幸水の予約受け付けは8月5日まで。各種類、限定50点～200点。市川産の梨は「かおり」も扱い、白井産は「幸水」「豊水」のみ。

　7月31日から梨の即売を予定するほか、梨を使ったスイーツなどを提供する「船橋東武 梨フェス」を開催する。

　同時に同店では「千葉・船橋 銘産品ギフト」として、地元飲食店や小売店の商品を扱うギフトをオンラインショッピングとテレフォンオーダーのみで注文を受け付けている。

　市内からの取り扱いは「963（くろさん）」「船橋ビール醸造所」「Le Cafe de Pomme（ル・カフェ・ドゥ・ポム）」「magome coffee project（マゴメコーヒープロジェクト）」「＋naturi（プラスナチュリ）」「石井食品」「お米のまきの」の各商品。

　近隣では「幕張ブルワリー」「ぼっち」「恋する豚研究所」「オランダ家」の商品を扱うほか、「セゾンファクトリー」が販売する船橋にんじんを使った「船橋にんじんすりおろしドレッシング2本セット」（2,164円）なども扱う。

　田中さんは「これまでは私たち百貨店はどこの店舗も同じようなものを扱ってきたが、『実家に、自分が今住んでいる場所の地元のものを贈りたい』というニーズにもお応えできるようにしていかなければ」と話す。広報担当の堀合さんは「ギフト用としてだけでなく、自宅での食事をちょっとぜいたくに楽しみたいという方にも利用いただけている」とも話す。