船橋市場の中にある長印船橋青果(船橋市市場1)が10月1日、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」本社(湊町2)を訪れ、「千葉ジェッツふなばし応援バナナ」の売上金の一部を寄贈した。
長印船橋青果は昨年9月29日から、「千葉ジェッツふなばし」をバナナの販売を通して応援する「千葉ジェッツふなばし応援バナナ」を販売。販売開始から1年がたち、10月1日、太田英行社長が千葉ジェッツふなばし本社を訪れ、「応援バナナ」売上金の一部、19万3,155円を千葉ジェッツふなばしの田村征也社長に手渡した。
千葉ジェッツふなばしのサポーター企業でもある同社は、「地域に貢献しながら、ジェッツを応援したい」と企画。日本各地でスポーツチーム×バナナという組み合わせで「応援バナナ」という図式が増えてきてはいたが、船橋市内ではこのバナナが初の試みとなった。
「千葉ジェッツふなばし応援バナナ」は各店で価格を統一し、198円(税別)で販売。「コクと甘みが強く栄養価が高い」というエクアドル産バナナを仕入れ、同社が各店に卸し、バナナの販売価格から1パック1円を寄付する仕組みとなっている。
市内のみならず千葉県各地のスーパーやコンビニでも取り扱い店舗が増え、現在では約150店舗で販売中。その結果、19万3,155パックの「応援バナナ」を販売し、パック数と同額をジェッツに寄付する形となった。さらにジェッツのユースメンバーにも食育の一環として「応援バナナ」を無償提供し、「千葉ジェッツふなばし」を応援している。
「販売店は現在も募集中」と企画を担当する牧野祥奈さん。「カフェや飲食店などで、応援バナナを使ったメニュー展開などもあればいいと思っている」とも。応援バナナを希望する店は、電話で注文を受け付けている。
「農産品で地域を元気にしたい」という思いを持つ牧野さんは「悲願のBリーグ初優勝を飾り、今シーズンで連覇を掲げる千葉ジェッツふなばしを、皆さんでバナナを通して全力で応援しましょう」と呼び掛ける。