天沼弁天池公園(船橋市本町7)で10月23日・24日の2日間、苗木や草木の販売などを行う「緑と花のジャンボ市」が開催された。船橋市と船橋緑化協会の共催。
同イベントは春と秋の年2回開催する恒例行事。昨年は新型コロナの影響で中止となったが、今年は春に続く開催で、90回目を迎えた。
公園緑地課の長谷川浩司さんは「毎年楽しみにしてくれている人も多いが、昨年は2回共、中止になった。今回は秋晴れの中、2日間共開催できてほっとしている」と胸をなで下ろす
両日、市内の造園業者による苗木や草花などの販売、アンデルセン公園のペアチケットや苗などが当たる抽選会、オブジェなどを作る体験コーナー、緑の相談コーナーなどのほか、園芸用黒土の無料配布も行った。チューリップの球根も無料配布し、用意した400個はあっという間に無くなった。
船橋市公園協会の指導による体験コーナーでは、「エアプランツと流木のミニオブジェ作り」が行われ、午前・午後の各回共、満員になり盛況だった。
毎回出店している八木が谷造園の鈴木明さんは「恒例のイベントなので、木や花の育て方を聞きに来る人もいる。教えてもらった通りに育てたら、実がなるようになったなど報告してくれる人もいる」と話した。
晴天に恵まれた両日、子ども連れなど多くの来場者でにぎわいを見せた。毎回来場していると話す50代の主婦は「植木市はこの辺りではなかなかないので、今日は低木を探しに来た。家にいる時間が長くなったので庭づくりを楽しんでいる」と笑顔を見せた。