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船橋「Books Licotta」が1周年 少女漫画中心に新刊古書1500点そろえる

嶋田沙綾さん。手にしているイラストは額やフライヤーのイラストは嶋田さんが描いている

嶋田沙綾さん。手にしているイラストは額やフライヤーのイラストは嶋田さんが描いている

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 JR総武線下総中山駅近くに書店「Books Licotta(ブックスリコッタ)」(市川市高石神、TEL 047-718-3535)がオープンして9月で1年がたった。

1周年記念ブックカバー

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 店舗面積約3.8坪の店内には、少女漫画・文学・絵本・デザイン・雑貨・文具などが所狭しと並ぶ。店主の嶋田沙綾さんは「かわいいもの、レトロなものをメインに、直感で自分がいいと思ったものを集めている。少女漫画は『りぼん』『なかよし』など90年代のものが多い」と話す。

 嶋田さんは福井県出身で、4年ほど前に友人の勧めで船橋市に転居してきた。下総中山駅近辺に個人店が多いことなどから、同所で出店しようと決めたという。

 本を読むことが好きな嶋田さんは「読むだけでなく、眺めているだけでもうれしい」と話すほど、本が身近にある環境が好きだという。「『本を読む習慣』なんてなくていい。『本を手に取る』という選択肢があればいい」とのメッセージを、フライヤーにも掲げている。

 店名の「Licotta」は、リコッタチーズからきているという。「チーズも好きだが、響きがかわいくて。リコッタチーズは『Ricotta』で『R』だが、店名は『L』」と、こだわりを話す。

 店内には、座って本が読めるように椅子3脚を用意。「納得して購入していっていただきたい」と嶋田さん。文化的な店を出せたことがうれしいと話す嶋田さんは「将来的にはもう少し広い場所にくつろげるスペースのある店を開けたら」と夢を話す。

 イラストも描く嶋田さんは現在、1周年記念としてブックカバー1枚を進呈している。少女漫画などの買い取りもしているという。

 営業は金曜~日曜の13時~18時(月曜~水曜は完全予約制)。木曜定休。

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