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ランチとフリマの古民家「もったいない亭」が2周年 ケアマネが週末限定運営

「気軽に来てほしい」と店主の山本美由喜さん

「気軽に来てほしい」と店主の山本美由喜さん

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 住宅街の一角に土日だけ開くランチとフリマの店「もったいない亭」(船橋市古和釜町、TEL 090-3683-5375)がオープンして間もなく2年になる。

森の近くで夏は冷房がいらないほど

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 築45年の一軒家の同店は、1階にある2間続きの和室に4人掛けのテーブル3卓、隣の和室に4人掛けの掘りごたつがあり、2階の部屋にはフリマ用の日用品などが並ぶ。昭和レトロな雰囲気の中、目の前の森を眺めながら食事ができる。

店主の山本美由喜さんは、平日はケアマネジャーとして鎌ヶ谷市の施設で仕事をしているが、土日は和食を中心とした野菜を多く取り入れた手作りランチ(650円)の提供と、リサイクル品のフリーマーケットを行っている。メニューは1種類で、「内容はその日のお楽しみ」と山本さん。苦手な食材がある場合は変更にも応じる。

約20年間介護職に携わってきた山本さんは「高齢者は孤独。話す場が必要」と感じてきたという。「食はみんなに必要なこと。それに食べた人も、作った人も元気になれる」と話す。料理好きで自称「おせっかい」な山本さんは「いつか料理を出して、フリマのできる場所を開きたかった」と振り返る。「物を見て選ぶフリマは高齢者にとって脳トレにもなり、そこから会話も生まれるレクリエーションの一つ。ほとんどの物が100円で、女性服に人気がある」という。

 先月、月1~2回の英会話教室も始めた。貸し切りでクリスマス会なども行う予定。「市内には空き家が増えているので、こういう場所があちこちにできるといい。今後は認知症カフェ、子ども食堂、料理教室なども考えている」と山本さん。

 営業時間は土曜・日曜の11時~17時。

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