船橋市は12月1日から、「コロナに負けるな!ふなばしキャッシュレス!最大20パーセント戻ってくるキャンペーン」を行う。
市では、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている市内事業者の経営支援、市民生活の応援に加え、非接触型で「新しい生活様式」の一つであるキャッシュレス決済普及を目的としている。
市内店舗でPayPayで決済した消費者に、決済金の最大20%を後日付与する。付与上限は1回=3,000円相当、期間内=1万5,000円相当。
PayPayは11月、全国29の自治体で同様のキャンペーンを実施し、12月には50以上の自治体での実施を予定している。千葉県では柏市、君津市でも12月からキャンペーンが始まる。
船橋市商工会議所は11月、PayPayを導入していない店舗事業者やキャッシュレス決済を使いたい市民向けに、PayPayの使い方、店舗への導入方法などを説明するセミナーを5回開いた。
現在未登録の事業者でも、11月30日までにPayPayへの申し込み・審査を完了すれば、12月17日からキャンペーンの対象になる。市は「審査に時間を要する場合があるので、なるべく早く申し込んでいただければ」と呼び掛ける。
船橋市商工振興課担当者は「新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、さまざまな店で導入が進んでいるキャッシュレス決済。12月は市内の店でキャッシュレス決済で買い物を楽しんでいただけたら」と話す。
キャンペーンは12月31日まで。