リサイクルショップ「maremi(まれみ)」(船橋市習志野台4、TEL 047-401-8191)がリニューアルオープンし、まもなく1カ月になる。
同ショップが入るビルの2階と3階には、障がいのある人が就労継続支援の雇用契約を結んで働くA型と、雇用契約を結ばないB型の施設がある。いずれも「ぐらすグループ」に所属する「honeybee」の日中一時支援事業になる。
「honeybee」の代表理事は西島希美さん。「障がいがあっても無くても、生活の中に笑顔を増やしたい」という思いから事業を立ち上げた。現在は、障害福祉サービス事業、介護保険サービス事業、古物商を営む。
同ビル1階はパーテーションで仕切られ、道路に面しているスペースが就労継続支援の一環でオープンする同店になる。就労継続支援の利用者が交代で接客などを担当。
販売品は「honeybee」の便利屋部門が引っ越し作業などで回収した品物。洗浄してリサイクル品として店頭に出しているという。
西島さんは、古物商として、当初は佐倉市にリサイクルショップを構えたが、その後、高根台の「こむはにぃ(就労継続支援A型)」事業所のビルの1階に「コムカフェ」と雑貨中心のリサイクル品販売もしていた。
2017(平成29)年7月には古物商リサイクルショップ「maremi」をインターネットでもオープンし、大型商品を扱う際に活用している。
西島さんは「就労継続支援B型の作業として、便利屋で回収した物を仕分けし、きれいに磨いてから店頭に並べている。時には掘り出し物もあるようで、来店したお客さまからいろいろと教えてもらうこともあり、そんな交流も楽しみの一つ」と話す。「便利屋依頼などが入ると店番も留守になるので、気まぐれ営業のお店になる」ともほほ笑む。