アジア物産店「香味苑(こうみえん)」(船橋市山野町、TEL 047-407-2641)が昨年12月22日、JR西船橋駅南口近くにオープンした。
韓国家庭料理をメインとした焼き肉店跡にオープンした同店。店主の袁天寿(エンテンジュ)さんが、コロナの影響で店を休んでいたことや、船橋市に中国人や韓国人が増えていることなどから、アジアの食材を扱った店へとシフトしたという。
来日以来、経営者として店を構えてきた袁さんは中国・上海の出身。来日して30年以上になり、船橋に来てからは15年ほどになるという。「船橋は交通の便も良いし、生活しやすいところ」と話す。
食材は中国や韓国から直接仕入れているものや、船橋市場から仕入れているものもあるという。「お客さまからスッポンがほしいと言われたので、船橋市場で仕入れた」と袁さん。
店内には調味料やアルコールに、水ギョーザ(690円)や白菜水ギョーザ(753円)など多くの冷凍食品も取りそろえる。1月15日には店内で作る弁当の販売も始めた。
入り口そばのカウンターでは、烏龍茶タピオカ、紅茶タピオカ、ジャスミン茶タピオカ(以上280円~)などの台湾タピオカに、ゴマ饅頭や肉まんをテークアウト販売する。
袁さんは「日本にいる外国人のために故郷をしのべるように、日本でもアジアの食材を知ってもらい料理に使ってもらえれば」と話す。「今後はタイやベトナムなどアジア圏の国々の食材を取り扱うようにしたい」と展望を話す。
営業時間は10時~22時。