新京成線・高根木戸駅周辺の店が加盟する高根木戸商店会で3月8日から、地域の店主が講座を各所で行う「得する街のゼミナールin高根木戸商店会」が開催されている。
企画運営をする高根木戸商店会の役員メンバー。(左から)對馬章さん、寺田正幸会長、高橋コースケさん
「得する街のゼミナール(通称「まちゼミ」)は、地域の店主らが講師となって、プロならではの専門知識や情報、長年培ってきたコツなどを伝える。少人数制で各店または場所を借りて開き、今回で9回目となる。基本的には全講座を無料で開講するが、一部材料費が必要なものもある。
今回はカフェやイタリア料理店など4店舗が初参加し、全13店舗がゼミを開講している。
商店会役員の對馬章さんは「長年続けてきたことで、少しずつ皆さんに認知されるようになってきた。『次はいつ開催?』と楽しみにしてくれている人もいる。今回はカフェなどが増えて、ますます面白い内容になっているのでは」と話す。
「鉄人の包丁研ぎ講座」を開いた日の丸屋靴店(高根台6)店主の岡田三郎さんは「まちゼミの初回から参加しているが、市内のあちこちから参加者が来てくれる」と話す。講座に参加した近所に住む70代女性は「とても勉強になった。前回もこの講座を受けたが、包丁の切れ味が変わって料理が楽しくなった。もっと頻繁に開いてほしいくらい」と話す。
今後は、寺田辰商店による「大吟醸飲み比べ」、居酒屋鈴やによる「バスクチーズケーキを作ろう」、tip cafeによる「コーヒーのおいしいいれ方」、アトリエMOMOによる「前髪カット&ヘアケア&食事術」、いしど式そろばんモクナ高根木戸教室による「フラッシュ暗算やゲームで遊ぼう」などの講座を予定。オンラインで開く講座もある。
申し込みについては各店に直接連絡して予約。詳しくは同商店会のツイッターで公開している。今月29日まで。