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中山法華経寺で「なかやま特別骨董市」 境内・参道に50店超

新緑が美しい参道での骨董市

新緑が美しい参道での骨董市

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 船橋市と市川市の間にある日蓮宗の大本山・法華経寺(市川市中山2)の境内で4月15日~18日の4日間、「なかやま特別骨董(こっとう)市」が開催された。

骨董市でにぎわう境内

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 同市は、曜日に関係なく毎年4月と11月の15日~18日に開催。年間を通じ同寺の最も大切な行事である4月の「千部会」(せんぶえ)と11月の「お会式(おえしき)」の期間に、宗派に関係なく一般にも日蓮上人を「より身近に理解できるように」という思いと、地域の交流の場として開いている。初回の開催は約17年前。参道で30店ほどの規模で行い、徐々に出店数も増えてきたという。

 コロナ禍の影響で3回中止になり、昨年11月、2年ぶりに開催された。今回も数週間前から「今年の骨董市は開催されるのか」という問い合わせが何件もあったという。

 出店内容は、仏像や銅像、和服(着物)、天然石、刀剣、武具、時計、かばん、絵画、和洋食器、農具、手工芸品などと幅広い。

 4日間の開催で、1日目は雨のため中止になったが、2日目に約70店と最多となり、3日目は50店、最終日の18日は約20店が出店した。

 出店募集を担当している柏市の古物商事業者・後藤勝哉さんは「フリーマーケットと思って来る人もいるが、リサイクル品ではなく骨董市。昔の古き良き時代のものがそろっているので、皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。

 初めて来場したという50代の主婦は「昭和初期の書物や懐かしいブロマイド写真などがあって楽しい。境内も新緑が気持ちよくてリフレッシュできた」と笑顔で話していた。

 次回開催は11月15日~18日。出店募集や告知については、後藤さんが運営するツイッター「アンティーク市&手作り市/骨董市/イベント」で知らせる。

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