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京成船橋駅近くに「ビビビストロ」 生産者と消費者とをつなぐコミュニティーバルを目指す

店主の柏田優さん

店主の柏田優さん

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 京成船橋駅西口より徒歩約2分の場所に4月15日、「bibi Bistro (ビビビストロ)」(船橋市本町1、TEL 050-8883-8486)がオープンした。

生牡蠣など産地直送の食材を使用したメニューも豊富

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 店主は柏田優さん。元々、近くで「イタリアン&ワインバルSola(ソラ)」を営業していたが、4年前に市川に移転し、「ワイン食堂Ricco(リッコ)」をスタートした。移転後まもなくコロナ禍となり、営業時間の短縮を余儀なくされたが、休業中にはカフェで修業をしたり、スタッフ全員でソムリエの資格を取得したり、昨年9月には船橋駅南口にある仲通り商店会の一角を間借りしてコーヒー販売を行ったりするなどして、「よりよい店にしたいという思いで模索していた」と振り返る。

 「船橋の店で世話になった不動産店にあいさつに行った際、今の店舗が空く話を耳にした。市川まで来てくれるソラの時のお客さまもいるので、また船橋でより多くの方に来てほしいと思い、開業を決めた」と話す。

 店舗面積は約13坪で、店内には、カウンター14席、4人掛けテーブル1卓、2人掛けテーブル1卓を用意する。

 メニューは自家製テリーヌ(759円)や牛ハラミ肉のステーキ(120グラム1,078円)などを定番メニューとするほか、豊洲市場で仕入れた魚介類を使った「本日のカルパッチョ」(880円)や「生ガキ」(429円)、秋田県から仕入れたアスパラガスを使う「フリット」(770円)、千葉県旭市から仕入れた「生マッシュルームのサラダ」(660円)など、旬の食材を使ったメニューも。「牛の小腸とナスのパスタ」(1,298円)や「イカ墨リゾット」(1,320円)なども用意する。

 「野菜が主役になれる店を目指している」と話す柏田さん。「今は、マッシュルームと赤ワイン、アスパラと白ワインの組み合わせがお薦め。旬の野菜とワインのマリアージュも提供していきたい」とも。

 ワインは約60種を用意し、その約半分はオーガニック系のものを扱う。本日のワイン(グラス550円、ボトル3,300円)は6種、生ビールは「ソラチエース」というホップ100%を使った生ビール「SORACH1984」(660円)など。「北海道で地元野菜と合わせて初めてこのビールを飲んで感動した。自分の生まれた年でもある1984(昭和59)年にこのホップが品種登録されたということにも縁を感じた。皆さんにも味わってほしい」と話す。

 「外食した甲斐(かい)があるよね、と思ってもらえるような希少価値のある店にしたい。生産者と消費者とをつなぐコミュニティーバルにしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は15時~23時30分(日曜は23時まで)。月曜定休。

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