船橋・夏見台の住宅街に手作り総菜の店「のりまきおかず」(船橋市夏見台1)がオープンして10月3日で半年が過ぎた。
同店は、店長の大野蛍さんと母・大野智美さんの親子2人で総菜を作り、蛍さんはのり巻きとデザートを、智美さんは唐揚げとその他の総菜を担当している。
以前より店を開きたいという思いがあったという蛍さん。コロナ禍になり総菜が地域の人に喜んでもらえるのではと考え、総菜店を開こうと準備を始めた。「韓国料理にも興味があったのでメニューに取り入れた」と蛍さん。日本人に合う味を試行錯誤し、のり巻きやチャプチェなどは「優しい味に仕上げた」という。
もともと創作和食店を開いていた智美さんが作る唐揚げは国産の若鶏を使うことにこだわり、片栗粉と米粉をブレンドした衣で揚げることで軽い食感に仕上げている。弁当は注文ごとに用意し、定番メニューののり巻きと唐揚げを入れる。副菜2種は日替わりとなる。
蛍さんは「コミュニケーションを大事に、誰もが来やすい店にしていきたい。高齢の方にも、ママにも、いろいろな方に当店があると心強いと思ってもらえる存在になりたい」と話す。
営業時間は10時30分~18時(日曜・祝日は17時まで)。火曜、第3水曜定休。