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船橋に本場・中国人シェフが腕を振るう中華料理店「福満苑」

船橋運動公園近くにオープンしたことで、特に学校関係者から高い注目をを集めているという

船橋運動公園近くにオープンしたことで、特に学校関係者から高い注目をを集めているという

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 船橋市運動公園近くのT字交差点に10月15日、中国人シェフが腕を振るう中華料理専門店「福満苑」(船橋市夏見台5、TEL 047-430-2188)が開店した。

本場・中国の味を提供する「福満苑」(関連画像)

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 中国遼寧省出身の店主・小林速升(ソクショウ)さん(33)が料理人を務める。店舗面積は34坪、席数74席。駐車場は9台。オープンから約1週間たった現在、最も人気のメニューは、焼きギョーザ(5個、399円)とマーボー豆腐(819円)だという。

 焼きギョーザは「餡(あん)がとにかく多く、かじるとこぼれ落ちるほど詰まっている」と同店で食事をしていた男性。「餡は粗びき肉を使っているので、時折入っている軟骨が食感にアクセントを加えてくれる」とも。

 マーボー豆腐は肉に味がよく染み込んで濃厚な味が特徴で、とても辛そうな外見から想像するほどは辛くないという。「仕込みに時間をかけているので、ここの料理は素材そのものに味がよく染み込んでいる」と来店客の奈津子さん。

 店主の小林さんは中国の中学校卒業後の15歳の時から料理人として修業を開始、8年間修業し23歳の時に来日した。訪日後はさまざまな中華料理屋で働きながら日本人の味覚を研究し、「日本では、香りが強い香辛料はあまり評判が良くない。味も少し薄味にした方が故郷の味覚に合う」と感じた小林さんは、同店では香りの強い香辛料を減らし、日本人向けに味を薄味に調整しているという。

 31歳の時に福満苑の1号店を鎌ヶ谷市にオープンした。研究のかいもあって「おいしい」と、ネットや近所の口コミで人気が広がり、2年後に今回、夏目台に2号店をオープンさせたという。「本場の味を知ってもらい中華料理を多くの方に好きになってもらいたい」と満面の笑みで語る。

 営業時間は11時~23時。

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