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初詣参拝者でにぎわう船橋大神宮 元日の神楽は今年は中止に

元日夕方の船橋大神宮

元日夕方の船橋大神宮

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 船橋大神宮(船橋市宮本5)は、2023年の新年を迎えた1月1日、深夜から初詣の参拝に訪れる多くの人たちでにぎわいを見せた。

船橋大神宮の境内には屋台も

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 今年も新型コロナウイルス感染症対策として、通常元旦より頒布開始となる干支の土鈴や破魔矢などの正月縁起物を正月を待たずに頒布したり、新年分の御祈祷を「幸先詣(さいさきもうで)」として行ったりした。

 元日に行われていた船橋大神宮の神楽と高根神明社(高根町)の神楽は中止となったが、3日午前中の船橋大神宮の神楽は行う予定だという。また、境内への駐車は、大晦日から3日までは渋滞緩和と境内の安全のために中止している。そのため「近隣のコインパーキングは満車となっている場所がほとんどだった」と話す参拝者も。

 氏子青年部による甘酒の無料配布は今年も中止。おしるこやぜんざい、コーヒーなどを販売する休憩所や、厄除けの意味を持つ神盃(かわらけ)の販売を行っていた。

 大晦日から元日にかけての深夜は、若い世代を中心に参拝者が多く集まり、大神宮下交差点まで約200メートルの列になっていた。元日の正午ごろは、同交差点よりもさらに100メートルほど長い列に。船橋大神宮の関係者によると「コロナ禍前よりは参拝者はまだ少ない。今年はコロナも収まり、落ち着いた年になれば」と話した。

 鎌ケ谷市から来たという主婦は「30分以上並んでいるが、今年は家族で初詣をしたかった」と話し、「31日の22時頃に幸先詣をしている。屋台も比較的空いているので、この3年は毎年このスタイル」と話す本町在住の女性も。

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