「金杉台わんぱくらんど2023」が3月4日・5日、金杉台公園(船橋市金杉台1)で初開催され、キッチンカーやワークショップなど2日間で延べ40店が出店し、多くの家族連れでにぎわいを見せた。
金杉・金杉台最盛会の代表・近藤大起さんとイベント担当の小林愛水さん(左から)= 船橋・金杉台公園で初の「金杉台わんぱくらんど」
主催は金杉や金杉台で生まれ育った若手メンバーから成る「金杉・金杉台最盛会」。代表の近藤大起さんは「金杉地区では7年ほど前、人材不足から夏祭りを開催しないことになった。今では夏祭りや花火を知らない子どももいるが、地元の祭りは自分たちの幼少期に楽しかった思い出として刻まれており、それを今の子どもたちにも感じてほしいという思いから活動している」と話す。
イベントでは、お好み焼きやタコライス、ラッシー、ベビーカステラなどを販売するキッチンカーが各日8台以上出店。ハンドメードブースでは、アクセサリーショップやアロマワークショップ、ヘッドスパヒーリングなど、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめるブースが並んだ。空気を入れて膨らませる「ふわふわ遊具」もあり、公園内は子どもたちの笑い声であふれた。
「ふわふわ遊具が楽しかった。また来たい」と笑顔で話すのは、小学5年生の女児。小学3年生の子どもを連れて参加した男性は「地元でこうした祭りがあるのは、やはり活気が感じられてうれしい。コロナも落ち着き始め、これからもっと増えてほしい」と話す。
同会は今後も、同所でイベントを開催していく予定だという。