イベント「船橋テラスマーケット」が5月14日、船橋港親水公園(船橋市浜町2)で開催された。
当初は、ダンスイベントの「フナテラス・ザ・ダンス」と同時開催する予定だったが、雨天のため中止になり、「船橋テラスマーケット」のみの開催となった。
実行委員会と船橋市観光協会が共催する同イベント。キッチンカーやハンドメードクラフト、産直野菜、クラフトビールなど約40店が出店したほか、子ども向けのふわふわ遊具も設けた。
同委員会メンバーで「カケハシフードトラック」(習志野市東習志野)の一條友樹さんは「今回は県内のキッチンカーが中心。皆さんに楽しんでいただけるようなキッチンカーばかり」と話す。キッチンカーの中には10人以上が列をつくる店もあり、子ども連れなど多くの来場者でにぎわいを見せた。
ダンスイベントが中止になったことから、キッチンカーの間隔を狭くして配置。一條さんは「店が中心に集まったことから、回遊しやすくなったと思う。ダンスイベントは残念だが、雨もほとんど降らなかったので多くの方が楽しんでいる様子を見られてうれしい」と笑顔で話した。
船橋では初となるベトナム人のグエン・ティ・チャーさんが国際交流員となって市役所で働くようになったことと、日本とベトナムの外交関係樹立50周年であることから、ベトナム文化紹介のブースも設けた。置物に色付けをするワークショップやベトナムの紹介のパネル展示、ベトナムコーヒーやタピオカドリンクの販売などを行った。チャーさんは「今回は10人のスタッフで準備などを進めた。ベトナムのダンスを披露できなかったのは残念だが、皆さんにベトナムの文化を知ってもらうきっかけになれば」と話す。
2回目の開催予定だったダンスイベントについて、担当の松本匡浩さんは「今回はテラスマーケットと同時開催になり、12チーム、250人が参加する予定だった。皆さんも楽しみにしていたと思うが、雨予報だったので苦渋の決断だった。これから年3回くらい、ダンスイベントを開いていきたい」と話す。