習志野台第一小学校(船橋市習志野台2)PTAのOB・OGと有志らが「子どもが集まり、交流して楽しんでもらう場所づくり」を目的に企画した「キタナラわっしょい」が9月2日、北習志野近隣公園(習志野台3)で初開催された。
習志野台にある「グランドガーデン」によるサウナのブース=北習志野近隣公園で「キタナラわっしょい」初開催
「新学期が近づき、『学校に行きたくない』という気持ちがある子どもに運営側の役割を与え、地域の人や同年代の友達と普段とは違う角度から楽しさを共有することで、学校へ行ってみようという気持ちを高める狙いもある」と話すのは、主催メンバーの一人、立花伸介さん。
「コロナ禍で希薄になった子どもたちのつながりを作るため、最初はたった一人の『祭りがやりたい』というつぶやきだったが、約2年の準備期間を経て次第に仲間が集まり、規模もどんどん大きくなった」と経緯を話す。
会場には北習志野を中心に営業しているキッチンカー16台や、地元企業を中心とした屋台21店が出店。地元企業「グランドガーデン」による「サウナ小屋」の他、誰でも入れるビニールプールなどのブースも来場者を楽しませた。
メインイベントとなったのは、水風船鬼ごっこ「キタナラSPLASH」。薬円台から遊びに来たという子連れの女性は「すごく楽しくていい祭り。食べ物などの価格も良心的で、遊びに来て良かった。水風船鬼ごっこもサウナも満喫した」と話していた。
立花さんは「こんなにたくさん集まって驚いている。近隣の学区からも子どもたちがたくさん遊びに来てくれてうれしい。治安が良く、団地、商店街、自然豊かな公園もあり、都心へのアクセスもいいこの北習志野をもっとアピールしていきたい」と意欲を見せる。