食べる

津田沼駅前のそば店「志な乃」がリニューアル 新メニューも

一番人気だという「天せいろ」

一番人気だという「天せいろ」

  • 0

  •  

 津田沼駅北口近くのそば店「志な乃(しなの)」(船橋市前原西2)がリニューアルオープンして、9月10日で1カ月がたった。

さらし粉を使った麺=津田沼駅前のそば店「志な乃」がリニューアル

[広告]

 津田沼駅前の旅館の娘だった現店長の速水啓輔さんの母親が1980(昭和55)年に創業した同店。当時、津田沼駅前の再開発の最中に仮設店舗でスタートしたという。その後、40年以上改修を重ねながら営業してきたが、今年5月下旬から改装のため休業。店舗設備を入れ替えるなど、創業以来初となる大規模改装を経てリニューアルオープンした。

 店舗面積は20坪で、席数はテーブル席40席。人通りの多い津田沼駅前にありながら、店内は「静かで落ち着いた雰囲気」に仕上げた。

 一番人気は「天せいろ」(1,500円)。そばやだしは開店当初から変わらず、毎朝店で仕込んでいるという。「天然由来の素材にこだわっている。そばの実の中心部から取れるさらし粉とその外側の引きぐるみを使ったそばは、ツルツルとした食感と香りの両立にこだわり、透明感があり光る麺に仕上げている」と、こだわりを話す。

 リニューアルに際して新メニューの提供を始めた。サラダ付きの定食や「年配の方にも食べやすいように」と小さいサイズのメニューを増やしたほか、温かい野菜炒めを冷たい麺にのせた「鴨野菜炒め」などのメニューそろえる。旬の野菜を使った「季節のお薦めメニュー」も今後、展開していくという。

 「これまでは年配のお客さまが多かったが、リニューアルを機にいろいろな世代にアプローチしていきたいと思いメニューを考えた。お酒を飲んだら締めにラーメンを食べるのは定番だが、30歳を過ぎたら『締めにそば』もいいのでは。そば屋でお酒を楽しむ文化を、若い世代にも定着させていきたい」と話す。

 現在の営業時間は11時~21時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース