「ふなばしハワイアンフェスティバル2023」が9月16日、船橋港親水公園(船橋市浜町2)をメイン会場とし、ららぽーとTOKYO-BAY、ビビット南船橋、船橋競馬場の4会場で開催され、約2万人が来場した。
新会場の船橋競馬場ステージ=船橋ベイエリア一帯で「ふなばしハワイアンフェスティバル」
東日本大震災が発生した2011(平成23)年、復興支援イベントとして始まった同イベント。市内の企業経営者などを中心とした実行委員会が主催している。
各会場に設けたステージでは、事前に申し込んだ37団体のフラダンスチームから合計約900人のダンサーがフラを披露したほか、ウクレレ愛好者たち10団体がウクレレステージを盛り上げた。
ステージ付近ではハワイアンフードを販売するキッチンカーや屋台も出店。今回新しく会場に加わった船橋競馬場会場では、船橋市内でハンドメードイベントを運営している「Mamachi」がプロデュースするエリアも新設した。
実行委員長の茂木智広さんは「競馬場も新しく会場となり、規模が大きくなって準備は本当に大変だった。競馬場は、もっと親しみやすい競馬場へと改修中なので、これからもチャレンジしていきたい」と話す。
会場を訪れた市内に住む40代女性は「競馬場会場にも行ったが、競馬場に入ったのは今回が初めてだった」、30代女性は「このイベントがあることは今日初めて知った。ららぽーとに来たついでに立ち寄ってみた」と、それぞれ話していた。
同イベント会場にはハワイ・マウイ島への寄付を呼びかける「募金箱」も置き、集まった募金はハワイ州観光局を通してハワイ・マウイ島に寄付する予定。