「ふなばし市民まつり」を翌日に控えた10月13日、船橋駅前商店会が加盟店や周辺企業に声をかけ、駅前でのごみ拾いを行った。
松戸徹市長や市役所職員など約50人が参加=「ふなばし市民まつり」 開催前日に恒例のごみ拾い
4年ぶりの開催となる「ふなばし市民まつり」。例年8月に開催していたが、今年から10月へと時期を変更。10年以上前から継続して行ってきた市民祭り前日の「ごみ拾い」も4年ぶりとなった。
商店会の加盟店は毎日のように店頭清掃をしているが、毎月1回、商店会全体でのごみ拾いも実施。祭りの時期以外にも、年末やイベントに合わせてごみ拾いを行っている。
同商店会の高橋哲(さとし)会長は「商店会の加盟店だけでなく、近隣企業にも声かけて参加してもらった。外から祭りに参加するために船橋駅を訪れる人たちを歓迎する気持ちを、みんなで一緒になって示せたら」と話す。
当日は市職員も含め約50人がごみ拾い用のトングや軍手を持参して参加。西武百貨店跡と「シャポー船橋」との間のエリアに8時に集合。高橋会長が意気込みを、松戸徹船橋市長からは感謝の気持ちが伝えられた。船橋駅の前を通ってセブン-イレブン前を清掃する班と「NEXT」と「FACEビル」の間を清掃する班に分かれ、商店会が用意したごみ袋を手に、ごみ拾いに臨んだ。9時にスクランブル交差点に集合し、ごみを集めた。
「商店会に入ってないけどわざわざごみ拾いに参加してくれた企業の皆さんが、こうして街に関わってくれているのがうれしい。最近は大手企業も私たち地域を見てくれるようになったのを実感する」と高橋会長は話す。