船橋駅北口から徒歩5分の場所にある「タイ食堂 チャンカーオ」(船橋市本町7)で、金曜~日曜・祝日のランチタイム限定でラーメン専門店「ラーメンぶうちゃん」としての営業を始め、10月9日で1カ月がたった。
自家製麺は薄緑色 = 船橋駅近くのタイ食堂、週末ランチ限定で「ラーメンぶうちゃん」に
「タイ食堂チャンカーオ」は店主の坂本貴史さんが2015(平成27)年7月に開店。坂本さんはフランス料理を専門に勉強した後、渡仏。パリのレストランでの修業、都内のフレンチレストランやイタリアンレストラン店での勤務、フードコーディネーターや市場での勤務など、食に関するさまざまな経験を積み重ねる中でベトナムやタイを何度も旅行で訪れ、タイ人の女性と結婚したことがきっかけで同店オープンへと至った。
メニューは「タイ食堂チャンカーオ」の人気メニューでもあるパクチーラーメン「パクヂ郎」(ミニサイズ150グラム、1,000円~)と「豚ラーメン」(同、800円~)の2種類。「ラーメンぶうちゃん」の店名は、スープに使う豚骨にちなんで命名したという。
ラーメンは、いずれもグルテンが豊富な小麦粉を使い、店内で製麺した太いちぢれ麺に、「県内では珍しい」という豚骨100%の乳化したとろみのあるスープ、自家製のチャーシューを使う。
パクヂ郎はパクチーをトッピングするほか、麺にもパクチーを練り込み、うす緑色の麺になっているのが特徴。麺に練り込むパクチーは、できる限り船橋市内の「平野農園」のものを使っているという。
「パクチーは、唐揚げなど油っぽいものと合うので、豚骨100%の乳化スープにしている」と坂本さん。今後、つけ麺のメニュー展開も検討しているという。
営業時間は、金曜~日曜の11時~14時(最終入店)。